九州大学ラグビー部の歴史 -History-

九州大学ラグビー部は平成27年(2015年)には90周年を迎えた、九州のみならず日本でも有数の歴史を誇るラグビークラブである。過去には新日鉄八幡の黄金期を築かれた守田 貞義氏を始め、日本ラグビー界にも少なからず影響を与えてきた。東京大学・京都大学と、それぞれ数十年来の交流を重ね、西日本の国立大学の雄として活躍すると同時に九州学生リーグ発足と同時に福岡工大・福岡大学に九州チャンピオンを賭けて挑み続けてきた。昭和63年には創部史上初めて名門・福岡工大に勝ち、九州学生3位(優勝は福岡大学、同率で九州産業大学・九州大学・福岡工大が並ぶも得失点差で3位)となった。しかしその後、部員不足などから転落の一途を辿り、平成10年に2部リーグに落ち平成12年には3部リーグ転落を経験した。しかし、そこから"新たに歴史を作り直そう"とOB・現役が一体となって奮闘し、平成14年には2部復帰、平成16年からは7年ぶりに1部に復帰した。平成22年に再び2部降格となったが、平成23年、1年で1部復帰を決め、現在にいたる。現在も部員一同、これまでの輝かしい歴史をさらに輝かせるべく、歴史を作りつづけている。


写真は平成26年(2014年)に伊都キャンパスで行われた台湾大学と交流戦


過去の成績

令和2年(2020年):東京大学定期戦-中止、京都大学定期戦-敗北●、九州学生リーグⅠ部7位、全試合結果

令和元年(2019年):東京大学定期戦-勝利○、京都大学定期戦-敗北●、九州学生リーグⅠ部6位、全試合結果

平成30年(2018年):東京大学定期戦-敗北●、京都大学定期戦-敗北●、九州学生リーグⅠ部7位、全試合結果

平成29年(2017年):東京大学定期戦-勝利○、京都大学定期戦-勝利○、九州学生リーグⅠ部5位、全試合結果

平成28年(2016年):東京大学定期戦–敗北●、京都大学定期戦-引き分け△、九州学生リーグⅠ部6位、全試合結果

平成27年(2015年):東京大学定期戦–勝利◯、京都大学定期戦–勝利◯、九州学生リーグⅠ部6位

平成26年(2014年):東京大学定期戦−敗北●、京都大学定期戦−勝利○、九州学生リーグⅠ部6位

平成25年(2013年):東京大学定期戦−勝利○、京都大学定期戦−勝利○、九州学生リーグⅠ部7位

平成24年(2012年):東京大学定期戦−勝利○、京都大学定期戦−敗北●、九州学生リーグⅠ部5位

平成23年(2011年):東京大学定期戦−勝利○、京都大学定期戦−勝利○

平成22年(2010年):東京大学定期戦−勝利○、京都大学定期戦−敗北●

平成21年(2009年):東京大学定期戦−勝利○、京都大学定期戦−勝利○

平成20年(2008年):東京大学定期戦−勝利○、京都大学定期戦−敗北●

平成19年(2007年):東京大学定期戦−勝利○、京都大学定期戦−敗北●

平成18年(2006年):東京大学定期戦−勝利○、京都大学定期戦−敗北●

 


cover image

70周年記念誌

COMING SOON



90周年記念誌「東征の軍 今成りぬ」

 

 1925年に創部された我が九州大学ラグビー部は、昭和40年に初めて全国大会に出場しました。黄金時代にあると言われていた当時の功績を伝承していこうと企画され、その前後の九大ラグビー部をテーマに書かれました。また、昭和39年卒の興膳 克彦先輩に取材と執筆をしていただきました。

 

電子版は【こちら】から読めるようになっています。